ブラジルサッカー留学ビザについて
21歳以下のブラジルサッカー留学ビザ発給が困難になってしまった。
しかし、サッカー留学ビザが発給されていた。
2011年4月よりブラジルの法令変更によりサッカー留学ビザ発給は困難になり、サッカー大国ブラジルでの修行をする若者にとって大きなダメージとなった。サッカー留学ビザには人権団体とクラブ間の契約書が義務となり、税金を完納してないクラブが契約を結べない為、留学生受け入れは出来ない状態になった。
現状、ブラジルのクラブできちんと納税しているクラブはほとんど見当たらない。今回の法令改正は留学生を受け入れたいクラブにとっては重い足かせとなった。
留学生に対し教育、歯科治療を含む医療等多くの保障と義務についての契約書を作成し公正証書として提出する事が強いられることになった。
このような条件下でリスクをしょってまで留学生を受け入れるクラブが無いのが現実である。
しかし、この変更にも良い面がある。以前は一生に一回、一年限定だったビザが、更新すれば2年間でも延長滞在が可能になったことだ。但し、サッカー留学ビザが発給されればと言う前提である。
事実上困難になったビザもブラジルでの契約書やクラブ定款などを揃えて人権団体との契約ができれば申請する書類はそろうのである。ただ、現状ではそこまでしてもらえるクラブないのである。
サッカー留学ビザや長期の語学留学ビザの日本での発給は、知る限りでは2011年4月から現在まで1名だけである。
サンパウロの昨年の新聞記事によれば、この法令によりサンパウロの日系の語学学校も留学が受け入れられなくなった。と言う記事が掲載いされていた。
詳しくは、留学ビザの申請書類を扱う「エスペランサスポーツ企画」又は、「社団法人国際スポーツ文化交流協会」に問い合わせる事をお勧めします。
尚、申請の為の必要書類は下記の様になってる。
- パスポート
- 写真(3×4)
- 申請書
- 戸籍抄本
- ビザ申請明細書
- 銀行等公的金融機関による預金残高照明
- 住民票
- レコメンーション 【親権者の署名捺印】
- 警察の証明書(18歳以上の場合は無犯罪証明証)
- 親権者による渡航同意書 印鑑証明又はパスポートのコピー)
- 上記に使用したサイン、又は印鑑の印鑑証明書
【ブラジルから取り寄せる資料】
- 公式の団体として機能し専門のトレーニング技術有する証明書
【公的機関、市 州等が発給した書類で公証役場において認証を受けた公正証書である事】 - 管轄する青少年人権委員会への登録書
【公証役場において認証を受けた公正証書である事】 - 管轄する青少年人権委員会のトレーニングプログラムへの登録書
【公証役場において認証を受けた公正証書である事】 - 選手の所属団値と受け入れ側が交わした契約者
【公証役場において認証を受けた公正証書である事】 - 上記事項を満たす日本国内での所属団体と受け入れクラブとの間に於ける留学の為の契約書【公証役場において認証を受けた公正証書である事】
以上、受け入れ団体又は、現地に於ける身元保証人が下記の事項を保証する事
但し、身元保証人に於いてもその要件をすべて満たし、公正証書として提出する事を義務となり、全ての責任を負う事となる。
30 / 05 / 2012
資料提供「在日ブラジル領事館」
情報提供「社団法人国際スポーツ文化交流協会」